スキルアップするためには努力するしかない

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簡単に出来ることなどないということを知る
器用な人ほど努力せずに出来ることが沢山あるように思います。
しかし、根底からのスキルになっているかどうかは
怪しいものです。
ある程度のところまでは、人によって物凄く早く理解して吸収することが出来る人がいます。
役者さんなんかは皆そうじゃないのでしょうか?
どんな役でもこなさなければ仕事になりませんからね。
でも、根底では役の人物そのものにはなれません。
刑事役、医者役、政治家の役など、実際はフィクションです。
中には実際になる人もいますけれども・・・。
特殊なところは置いておきましょう。
と言うように、器用な人ほど努力の時間が短くなりますよね?
それが悪いと言うのではなく、やはり短いとそれだけ根っこの部分に
浸透していないということになりますね。
その辺り、とりあえずそれなりに出来て、それなりに見えるようになったあたりが
ボーダーラインとして、そこから先がスキルになっていくのではないのでしょうか?
それなりのラインまでは、たとえ直ぐに覚えられたとしてもやはり忘れます。
そのラインを超えていたら忘れたくても
体が覚え込んでいて忘れることは出来ません。
それなりラインまでは、いくら出来ていたとしても
その道のプロとは言えませんね。
なので、それなりラインを見つけて、少しでもそのラインを超えていれば
胸を張ってプロだと言いましょう。

それなりラインを見抜こう
それなりに出来てしまうと、「自分は出来る」と
勘違いしてしまうので、そこを見抜く力を身につけておくと
無駄な時間を費やしたり、信頼を失う事はありません。
冷静に判断出来る余裕と謙虚さがあれば大丈夫です。
しかし、人ってやっぱり自慢したくなるのです。
出来たと思ったことは、出来ていない人に対して自慢したいんです。
そういう欲というか何かわかんないプライドは後から恥ずかしくなるので
そんな状態の時には自慢など最初からやめておきましょう。
僕自身、冷静になった時によく感じたものです。
調子に乗ってしまうんですよね。
自慢なんかしなくたって、周りは認めています。
自分自身のスキルアップのために日々努力あるのみですね。
あ、先に書いた「役者」と言う職業は、
何でもこなし、何にでもなると言うことが誰よりも出来なくてはいけない職業なので、
「役者」はスキルがないと言うことではありませんよ。
普通の人より数倍早く、自分以外の誰かになり切れるという
スキルがあると言うことですね。
世の中全てにおいて簡単にできる事などないと言う事です。