映画「かば」について
映画「かば」 川本貴弘監督
MATERIAL再オープンに先駆けて
川本貴弘監督が定期上映という形で
MATERIALに「かば」を預けてくれた。
大阪市内ではMATERIALだけで上映しよう
ということになり、1年間の
定期上映を決定しました。
2022年11月から2023年10月までの
第2第4月曜日19:00〜21:15
月曜日ということで、どのくらいの
お客様が来られるか
まるで予想がつきませんでした。
11月〜1月と3ヶ月上映したわけですが、
「かば」の根強い人気は本物だということが
わかりました。
何度も観たくなる作品なんです。
しっかりと作り込まれた作品の中に
テーマ性とエンタメが詰まっていて
嫌味のない本当にピュアな作品なんです。
何度も訪れるお客様
「かば」に限らず、ファンの付いている
作品は多々あるでしょう。
そもそもファンになる要素とは
一体なんなんでしょう?
大半が出演者で決まる
のではないのでしょうか?
「かば」ももちろんその要素はありますが
映画そのものに魅せられる作品だと
僕は思います。
もちろん出演されている役者さんの魅力が
あるからこそなんですが、
「かば」は「本」がいいんです!
脚本が素晴らしいんです。
何かを感じさせてくれる作品

lalami78 / Pixabay
1985年という時代背景で描かれているのが
「今」を改めて考えさせてくれるんですよ。
「今と昔」を知るものにとっては
たまらなくくすぐられる何かが
この作品には潜んでいるんです。
60回以上も鑑賞している
強者「かば」ファンがいるくらい素敵な作品なんです。
1回1回の上映に充実感を味わしてくれる作品です。
「かば」上映については
また違う機会にも記事にしようと思います。